日本茜のデモンストレーションinイギリス【2024.10.04】
海外初となる日本茜のデモンストレーションを、イギリスにあります世界最大の王立植物園”キューガーデン”(Royal Botanic Gardens, Kew)で開催しました!!
会員の神原裕子さんに作製いただいた日本茜染めのリュックも持ち込みましたよ。
植物経済学者や研究者、テキスタイルの専門家や染色家の方々にご参加いただき、会場は満員御礼でした。
日本茜の歴史やストーリーをはじめ、独自の染色技術や栽培方法、大学との共同研究なども発表し、
企業やクリエイターと連携して生まれた様々な商品も多数ご紹介させていただきました。
800年振りに復活させた国宝の赤糸縅鎧の組紐についても実物をご確認いただき、日本茜のポテンシャルの高さを実感していただくことができました。
技術やノウハウだけではなく、門戸開放や協働連携などの考え方についても称賛していただきましたよ。
ワークショップの終了後も熱気が冷めず、日本茜の美しい色彩を目の前に、至る所からamaging!!やwonderful!!などの歓声が聞こえてきました。
こちらは、開催にあたり多大なるご協力をいただきました、キューガーデン所属の研究者で芸術大学教授のSian Bowen先生です。
こちらは、Sian先生と一緒のプロジェクトメンバーで、㊙️を含むたくさんの案内や紹介をしていただきました、キューガーデン上席研究リーダーで教授のMark Nesbitt先生です。
こちらは、膨大な資料の英訳や、会話や説明の通訳などをしていただきました、Sian先生の生徒で芸術大学博士課程の高畑 紗代子さんです。
今回のワークショップを機会に、イギリスでも日本茜の輪が広がり、花も咲きそうです。
ご参加、ご協力いただきました皆さま、本当に有難うございました。