コラボレーション

Collaboration

2021年6月25日

クリエイターの夢と夢をつなぐ“架け橋”に。

服飾デザイナー|森 朱美さん

日本茜の豊かな表現力に魅せられて

京都で生まれ育った森 朱美さん。地元・京都の小さな専門学校で、80歳の先生からマンツーマンで服飾デザインのイロハを学ぶという、少しめずらしい経歴をお持ちです。そして、数年前にご主人の都合で貝塚市の古民家へ移り住み、ご自宅に素敵なアトリエを構えて活動されています。

日本茜を知ったのは、「あなたの家の近所に日本茜の活動をしている人がいるよ」という知人のひとこと。おもしろそう!とFacebookで日本茜の活動について調べ、挿し芽講習会に参加されました。

実際の取り組みをもとにした説得力のある内容に感銘を受け、その後、染めの講習会にも参加。「茜染め」といっても、赤一色ではない。日本茜の豊かな表現力に魅せられて、日本茜の作品をつくってみたいという気持ちが湧き上がったといいます。

ブラウスも、おくるみも、茜染めでぐっと素敵に

森さんの茜染め処女作は、ご自身も写真で着用されているブラウスです。なんと臨月間近につくられたというブラウスは、茜染めの生地とボタン、そして女性らしいデザインが融合した、なんとも優しい仕上がりに。

その後、無事に女の子をご出産。今度はお子さまのために、茜染めのおくるみや肌着をつくられました。

実は、赤ちゃんはお母さんのおなかの中で茜色を見ているという説があります。実際にお子さまを茜色のもので包んであげると、落ち着くことが多いのだとか。たくさん使って、たくさん洗って。お子さまへの愛がこめられた茜染め作品は、暮らしの中で大活躍してくれているそうです。

これからも、湧き上がるアイデアをかたちに

「今はストレス発散のためにも、マイペースに少しずつ仕事をしている」という森さん。でも持ち前の前向きさや独創性は変わらず、茜染めの作品をどんどんつくっていきたいと仰います。

そのひとつが、浴衣のドレス。学生時代にさまざまな浴衣生地でドレスを仕立て、実際に着て行った先々でも大変好評だったといいます。

「浴衣ドレスの8枚はぎになったスカート部分を、濃淡さまざまな茜色で染めたら、きっとグラデーションの美しい、見たことのないようなドレスになると思うんです。あと、知人のクリエイターが茜染めの人工パールをつくったので、それを使った作品もつくりたいですね。」

森さんにとって、日本茜は暮らしに欠かせない存在、そして大切なインスピレーションの源になっているようです。

森さんは、こうも仰います。

「専門学校時代に、なんでも自分でやってみること、コツコツと地道にやっていくことの大切さを叩き込まれました。その教えと通じるところが大きいのも、日本茜の活動や色に惹かれている理由だと思います。」

ご自身の夢や理想を追いながら活動されている、森さんのようなクリエイター。夢が違っても、それぞれの夢と夢をつなぐきっかけになれたら。それもまた、日本茜の活動が担っていきたい大切な使命のひとつです。

「今はストレス発散のためにも、マイペースに少しずつ仕事をしている」という森さん。

森さんは、こうも仰います。

「専門学校時代に、なんでも自分でやってみること、コツコツと地道にやっていくことの大切さを叩き込まれました。その教えと通じるところが大きいのも、日本茜の活動や色に惹かれている理由だと思います。」

ご自身の夢や理想を追いながら活動されている、森さんのようなクリエイター。

夢が違っても、それぞれの夢と夢をつなぐきっかけになれたら。それもまた、日本茜の活動が担っていきたい大切な使命のひとつです。

ブラウス

カシオペイヤ|大阪府貝塚市

麻布の光沢が、独特のピンクに花を添える
新進気鋭のデザイナー
カシオペイヤの「モリ アケミ」さんとの
コラボレーションファッションです

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